GP2

GP2 の話題

ひさしぶりにGP2の話です。

11月はじめにヘレスでGP2のテストが行われました (GP2公式サイトより)。
Euro F3チャンプのハミルトンが初めてドライブしましたが、 何とトップタイム。
ドライブしたチームはチャンピオンチームのARTとはいえ、 初ドライブで今シーズン優勝経験のあるピケJr.やキャロルを 抑えてのトップタイムは驚きです。
ハミルトンは来シーズンはARTからの参戦が濃厚のようです。
来シーズンはチャンピオン争いの中心になりそうですね。

11/24発売の英Autosportによると、 ARTのドライバーはハミルトンとピケJr.が有力とのこと。
さらに、ピケJr.が抜けた Piquet Sports のエントリーを Carlinが買い取って参戦するのではと報じています。
Carlinは来シーズンからのGP2参戦を狙っていましたが、 13番目のチームはTridentに決まりました。
Carlinが参戦した場合は今シーズンCarlinでイギリスF3チャンプ を獲得したParenteがドライバーとして有力視されています。
ただし、Piquet Sports の買収については Piquet Sportsの代表Felipe Vargas が否定しています ( Autosport Atlasより)

既にシートが決まったところは
新規参戦のTridentがBruni と
Racing EngineeringがスペインF3に参戦していた18才のVilla.
Villaは10月のテストではRacing Engineeringでドライブして 21台中13番目のタイムを出しています。

日本の吉本大樹は10月のテストではDPRとArdenで、 11月のテストではiSportでドライブしています。
チームは未定ながら来シーズンの参戦も確実なようです。
来シーズンこそはトラブルなく走って欲しいです。

追記:
ポールリカールで今週行われるテストに下田隼成も参加するようです
(AUTOSPORT WEBより)

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ディレクシブとGP2

AUTOSPORT WEBにディレクシブ(direxiv)のパーティーの記事が載っていました。
それによると吉本大樹は来シーズンもディレクシブ・モータースポーツからGP2に参戦するということです。

「ディレクシブ・モータースポーツから参戦」という表現が気になるのですが、これはディレクシブがGP2のチームを運営、あるいはあるチームのメインスポンサーになるということ?
現在、ディレクシブはピッチオーネ、プラ、吉本の個人スポンサーをしています。

折りしも、英Autosportでは10/11,12のポールリカールのGP2のテストで、吉本とピッチオーネがArdenのマシンに乗るだろうという記事が出ていました。
Ardenのボス、ホーナーは
「いつもシーズンの間に新しいドライバーを評価する。彼らは今シーズン、強いパフォーマンスを見せた」
と語っています。
また、記事によると今シーズンのArdenのドライバーのコバライネンはGP2を卒業してF1に行くだろう、ラピエールは2006年のオプション契約はあるもののまだ行使されていないとのことです。

ひょっとしてArdenとディレクシブの間で何らかの契約がすでに存在するのかも。
今シーズンの吉本はマシントラブルなど不運に見舞われていましたが、
もしArdenから乗るならトラブルなく、実力で勝負できそうです。

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GP2最終戦

バーレーンで行われたGP2最終戦は
昨日に引き続きニコが優勝。
ポールスタートのVisoが2位、Prematが3位。
PrematはSpeedとシリーズの3位争いをしていましたが、
SpeedがFastest Lapで2ポイントを獲得したため、
わずか0.5ポイント差でシリーズ4位のままとなりました。

2番手スタートの吉本は6位でフィニッシュし、1ポイント獲得しました。
GP2 Official Siteのレポートには

  • Yoshimoto, who had a wayward looking car
    (いうことのきかなそうな車)
  • Yoshimoto was having a tough day at the office – he was driving incredibly well, but it was clear that his car was not up to his expectations
    (吉本は非常にうまく運転していたが、車がいうことをきかないのは明らかだった)

などと書かれていて、マシンが不調だったようです。

追記: レースレポートを読むとギアボックスのトラブルだったようです。
「これでGP2の全てのレースが終わりました。この全ての経験を生かして来年また挑みたいです」と吉本はコメントしています。
GP2に出ているドライバーはレベル高いと思うので、
万全な体制で来シーズンも参戦して欲しいですね。

追記2: 9/29発売の英Autosportによると、
direxivのサポートするPiccioneと吉本が
10/11,12にポールリカールで行われるGP2のテストで
Arden (コバライネンが乗ってたチーム)
のマシンをドライブするだろうとのことです。
オーナーのクリスチャン・ホーナーは
「いつもシーズンの間に新しいドライバーを評価する。
彼らは今シーズン、強いパフォーマンスを見せた」
と語っています。

それからCarlinがGP2に来シーズンの参戦を申し込んだそうです。
他にもTeam RosbergなどもGP2参戦を考えているようで、
GP2側がそれらの中から新たに参戦するチームを選ぶようです。

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ニコ GP2チャンピオン

バーレーンで行われたGP2の第1レースで、
ニコ・ロズベルグがポール・トゥ・ウィンで
GP2の初代タイトルを獲得しました。

ニコはコバライネンより4ポイント多くとれば、チャンピオン決定となる第1レース。
スタートで3台のマシンがストレート上に取り残され、
2週目からセーフティーカーが導入。
スタートでニコに先行されたコバライネンは
セーフティーカーが引っ込む時にピットイン。
しかし、この作戦は実らず、ニコが11週目にピットインした後もニコが先行。
16週目にコバライネンはプレマにもオーバーテイクされ、3位に。
終盤プレマのマシンから白煙が立ち上がるも、
そのまま走りきり、ニコが優勝、チームメイトのプレマが2位。
コバライネンは3位となり、
30日の最終レースを待たずにタイトル獲得となりました。

ニコのシリーズ後半の追い上げは見事でしたね。
来シーズンF1参戦のお膳立てはそろった感じです。
チームメイトのプレマもしっかり仕事をして、
ARTはチームタイトルも獲得しました。

吉本は16番手からスタートし、7位に入りました。
チームメイトのVisoが8位で、
BCNの2人は明日のグリッドを考えて、
最後はゆっくり走ってた(譲り合ってた?)らしいです
(JGTCのようだ ^^;)

結局、吉本は明日の最終レースは2番グリッドからのスタートになりました。
最後は優勝と行きたいですね。

追記: キャロルとピケJr.の予選タイムが黄旗中に出されたとして
タイム取消しになり、吉本は14番手スタートでした。
吉本大樹のレースレポートを読むと、
終盤わざとゆっくり走っていたわけではないですね。
タイヤが消耗して遅かっただけで、
むしろVisoに抜かれないようにしていたようです。

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GP2 ベルギー第2レース

GP2ベルギーの第2レースは、雨のレースでViso, 吉本とJaniがオールージュでクラッシュしたため、10周で終了になったようです。
吉本大丈夫かなぁ。

結果はCarrollが優勝。以下、Garcia, Speed, Rosberg, Alvarez, Negaroのようです。

追記: レースの正式結果が出ました。
9ラップ終了時点の結果ということで、
Carroll, Garcia, Viso, Speed, Rosberg, Alvarez
がトップ6です。

吉本はBruniをオーバーテイクしようとしたところ、
Bruniが気付かず寄せてきて、
吉本はホワイトラインの上に乗ってスピンし、
Janiにぶつかったようです。
マシンは大破したものの、吉本本人は無事で何よりです。

GP2は9/29,30の2戦で今シーズン終了です。
チャンピオン争いはニコがついに3ポイント差をつけて、
コバライネンを抜いて首位に立ちました。
どちらが初代GP2チャンピオンになるのか?
今シーズンいろいろと不運に見舞われた吉本も
最後は表彰台に上がってシーズンを終えて欲しいところです。

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GP2 ベルギー第1レース

GP2ベルギー第2レースはピケJrがGP2初優勝を飾りました。
2位Viso, 3位ニコ・ロズベルグ。
コバライネンは雨が降ると読んでピットインを遅らせましたが、
雨は降ったものの、読みは裏目。
路面はちょい濡れくらいだったのかなぁ。
最終ラップにラウダとの8位争い中にスピンして、結局15位ノーポイント。
これでついにニコが2ポイント差でポイントリーダになりました。

セーフティカーが4回(かな?)入る荒れた展開だったようです。
そのうちの1回の原因は吉本。
パンターノのスリップに入っているときに、
パンターノがパニックブレーキを踏んで避けられなかったようです。
パンターノはエスプレッソ飲みすぎと非難していました。

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GP2 ベルギー 予選

雨のスパで行われたGP2の予選はBruniがポールポジション。
2位Premat, 3位Lapierre.
吉本は7位でした。

チャンピオンシップ・リーダーのコバライネンは4位。
コバライネンを4ポイント差で追い掛けるニコ・ロズベルグは11位に終わりました。
ニコはオールージュの坂登りきったところで激しくクラッシュした模様。
ニコにとっては厳しい予選になりました。
マシンは大丈夫なのかなぁ。

かなりの雨でスピンする車も多く、何度か赤旗中断になった模様。
公式サイトでは予選はクジみたいなものだったと書かれています。
天気予報では土日も雨みたいで、
F1では日曜のレース開催を危惧する声もあるようです。
うーん、レース出来るのかなぁ。

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GP2 イタリア

GP2イタリアの第1レースはコバライネンがポール・トゥ・ウィン。
ニコ・ロズベルグが2位。
第2レースはJaniが優勝。ニコが2位。

ポイントはコバライネン99, ニコ95とチャンピオン争いはこの2人に完全にしぼられましたね。
ここにきてコバライネンも意地を見せてますね。

吉本は10位、16位とふるわず。
前回トルコの第2レースでタイヤ交換をしなかったことに対して、
BCNのteam boss Enrique Scalabroniのコメントが英Autosportに載ってました。

"When you are running one-two, how do you decide which driver comes in first?"
「1-2を走ってるときに、どっちのドライバーを先に入れるかどうやって決めればいいんだい?」

そ、そんな理由だったの?
TVで放映されたレース展開を見ると、
タイヤ交換をどうしようか考えているうちに、
他のチームがみんなピットインして、
結果的に1-2になり、ますますどうしていいかわからなくなった
という感じがします。
チームにはもうちょっとしっかりして欲しいですね。

  • GP2順位表
    レース結果を見ると第1レースのFastest LapはPantanoなんですが、公式サイトのポイントを見ると、PantanoではなくRosbergがFastest Lapとして計算されているようです。なぜ?

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GP2 トルコ 第2レース

GP2トルコ第2レースは、レース開始時はウェット、
その後路面が乾きドライになった模様。

優勝は、久しぶりのコバライネン。
ウェットからドライへのタイヤ交換のタイミングがよかったようです。
2位もまた久しぶりのポイント獲得のキャロル。
3位はニコ・ロズベルグ。

吉本はウェットタイヤでずっと走行し、一時にトップに立つも、
ドライタイヤに変えたマシンに次々と抜かれ、結局10位。
一時31.3秒差があったものの、ドライタイヤのほうが
1ラップ8-11秒ほど早かった様子。
ギャンブルが失敗したようです。
追記: ギャンブルというよりチームの作戦ミス(連携ミス?)のようです。
普通のドライの状態でレースして欲しかったです。

  • Istanbul: Race 2 Report (GP2 Official Site)
  • Lares参戦レポート
    「僕は出来るだけの事はしたし、良いレースだったと思います。結果は結果。この勢いがあれば必ず残りのレースで勝てます。今回は残念ですが、必ずリベンジします。」

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GP2 トルコ第1レース結果

GP2のトルコ第1レースはPrematが優勝。
2位Pantano、3位Garcia。
吉本は8位に入り、明日の第2レースは
ポールスタート

となります!

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